オリジナルキャラをPOSERで動かす試み
POSER



せっかく、オリジナルのフィギュアを作れるようになったのなら動かしてみたいと思うのが心情。しかし、どのアプリで動かすかいろいろ選択肢があるわけです。

オリジナルキャラの「御影シエナ」は初めてShade3Dで完成させたフィギュアです。だったら、Shadeでやればいいんじゃないの?とか思われるかもしれません。でも、出来ないことはないのですが少々問題があるのです。

人形フィギュアで重要になってくるのが「表情」です。通常3DCGでこの「表情」を表現するには「モーフミキサー」という機能が不可欠なのです。例えば、「標準の表情」と「目をつぶった表情」、「口を開いた表情」があればモーフミキサーを使えばそれらを混ぜて目をつぶりながら口を開いたり閉じたりというアニメーションが簡単に表現できます。

Shade3Dにも「モーフ(変形)」機能自体はあります。しかしながら、「モーフミキサー」的なものはShade3Dには未だ実装されていません。これと同じことをShadeでしようとすれば「目をつぶりながら口を開いた表情」も新たに用意して、それらのオブジェを表現したい順番通りに変形パートにいくつも並べて紙芝居のように行ったり来たりさせれば出来ないこともないかもしれません。

しかし、表情なんてたくさんあります。シーンごとにいちいちこんな作業を求められたらけつこう気後れします。やはりモーフミキサーが使えた方が作業は格段に楽なはずです。

それでも、Shade3Dはだいぶ進化しました。今ではMMDやUnity用のキャラクター作成に関してはとても便利なボーン入れやエクスポーターがプラグインとして用意されています。MMDに関してはBlenderよりは初心者でも比較的簡単にキャラクターをステージに立たせることが可能かと思います。

MMDもいいのですが、自分としてはまずせっかく持っているPOSER10でやってみたいと思いました。

POSERはバージョン7あたりから持っているのですが使うとすればクロッキー用のモデルぐらいで使用頻度もそんなに高くもありませんでした。静止画用の用途ぐらいで、アニメーション機能まではほとんど使ったことはありません。しかしながら、バージョンアップのお知らせがくると迷いつつもなんだかつい購入してしまうのですよね。f(^^;)

このソフトは人体アニメーションには定評があります。やろうとも思えば自作フィギュアも動かせたはず。今まで、そこまでまともに読んだこともなかったマニュアルを短期集中で全部読んで全機能さらってみました。そしたら、このPOSERというソフトがどれだけ高機能だったのか思い知らされました。(@o@;)

アニメーションのキーフレーム設定編集も楽だし、マテリアル設定やレンダリング機能もじつはかなり高機能で、3DCG製作ソフトとしては安価な部類に入るのにどれだけの機能を詰め込んでいたのか圧巻されました。今まで宝の持ち腐れでした。これは使いこなしてみたい。

ただ、Shade3DとPOSERとの連携で一つ壁に感じていることがありました。POSERキャラのパーツのモーフターゲットをShadeで編集して戻すとぐちゃぐちゃになってしまう現象が起こるのを確認していました。最大の関門はそこです。

POSERキャラのモーフターゲット編集はHexagonでは何の問題もなくできます(さすがDAZ連携)。Blenderでも頂点の順番を維持してobjを読み込めば可能だと確認出来てました。

でも、手塩にかけてShadeで作ったキャラクターなのにモーフ作りは他のソフトを使うなんてなんだか理不尽です。Shade3Dはver.15になってポリゴン編集もすごく便利になりました。モデラーとしては自分にはShade3Dが一番使いやすい。モーフ作りもなんとかShadeだけで済ませたい。

いろいろ試行錯誤していたらあっさり解決方法が見つかりました。自分で作ったオリジナルのフィギュアならPOSER経由でパーツを書き出さずにShadeから直接書き出せば何の問題もないと確認できました。(いずれ、このことの検証も書いてみたいと思います)




Shade 3D生まれの「御影シエナ」、今度はPOSER10のステージに立つ(笑)。POSERのFireFlyレンダーエンジンでレンダリングしてみました。ローポリ前提でそんなに大きな変更はしてないのですがPOSERだと雰囲気が随分と上品になりますね。

前回はShade3Dでトーンレンダを試すことを前提にこのキャラを作ったのですが、この度アニメーションをさせるのに都合いいように色々細かいところの変更修正しました。




眉毛はShade特有の転写方式ではなく現在ローポリキャラ(MMDなど)で主流なフロート方式に。口も動かせるように、口内も作りました。手の指もローポリでもそれなりに曲がるように作り直しました。戦闘服はやめました(笑)。あと、若干のお化粧を。




今回は、Shade3Dからローポリ状態で書き出してPOSER10側でサブディビジョンサーフェスをかけるという手法で試みることにしました。サブディビジョンレベル1ですがホントPOSERの標準キャラクター並みに綺麗にポリライン引いてくれますね。

はたして、Shade3D生まれの「御影シエナ」がPOSER上で動くようになるのか?

次回へつづく。


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